ストレスケア

最近、赤ちゃんや高齢者を中心に、ストレスケアの一環としてタッピング・タッチなるものが流行りつつあります。
タッピング・タッチとは、指先の腹や手のひら、甲の全体を使って軽く弾ませるように身体の至る所に触れるというシンプルな手法の一つ。
これにより脳のα波とセロトニンが増加する事で、まるでゆりかごに乗って揺らされているような感覚に。ちょっとした不安から、身体にまで影響を与えるうつ病の減退などにまで効果を与えるのだといいます。

手で触れる。こんな簡単な方法で具体的にどんな効果があるんだろうと思われる人も多いでしょう。
心理効果としては、不安や緊張感の減少、リラックス効果はもちろんの事、触れる事で楽しい・心地いいといった肯定的感情が増えて積極的かつプラスな思考を持てるようになるのだといいます。また、身体的効果としてはこれにより痛みを訴えていた部分が楽になった気がするといった否定的感情の減少も見られる事が多いのだとか。なので、病気や痛みと戦う高齢者などにも効果があるとされているのですね。

また、これはとある機関の調査によるものなのですが、「いい病院の選び方」の1つにすぐに患者に触れるというのが条件に入っています。
これによれば、患者は触れられる事で一定の安心感を感じる事が出来るのだとか。これに対し、以前芸人のブラックマヨネーズの吉田敬さんが、触れられるだけで安心するというのは納得。ニキビや出来物が出来た時にすぐに触れて貰えるとそれだけで汚いものじゃないんだ他人に感染するものじゃないんだと思える。と語っている場面を観た事も。確かに、吉田さんのように見た目の印象を決める顔や身体に皮膚的トラブルがある人って、それだけでイジメの対象になるなどのデメリットが生じやすく、とても可哀相になります。触れるというのは医師や看護師といった特別な存在に限ったものだけでなく、やはり親や恋人といった大切な人に触れたり触れられたりするのってそれだけでとても嬉しい愛情表現ですよね。

高齢者医療・精神科・介護施設で行われているストレスケアでも、取り入れているということですが、そこで働く看護師さんにも、タッチしてあげたくなる話です。
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